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2019-05

スナヤツメ - 2019.05.20 Mon

Lethenteron reissneri
ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科
全長 15~20cm
環境省RDB・VU(絶滅危惧Ⅱ類)
千葉県RDB・A(最重要保護生物)


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(2011年11月 千葉市若葉区)

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アンモシーテス幼生(2011年11月 千葉市若葉区)

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アンモシーテス幼生の顔(2011年11月 千葉市若葉区)

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全長15mm程度の稚魚(2019年5月 千葉市若葉区)

ウナギに似た形状をしているが、類縁関係はない。ヤツメウナギ科は脊椎動物の先祖に近い原始的な仲間で、骨格も簡素で口には顎もない。孵化すると「アンモシーテス幼生」となる。アンモシーテス幼生には眼がなく、水質の良い流れの底の砂泥の中で有機物を食べて15~20cmほどにまで成長、3年ほど経過した秋に変態して成魚になると、身体は13~15cmほどに縮む。変態後は一切の食物を摂らず、翌年の春が来ると交尾・産卵を行い、その一生を終える。生涯海に降りないその生態は、かつては湧水を源とする細流の多い房総半島の谷津田環境によく適応していた。現在、特に県北部ではそうした健全な谷津田環境が失われつつあり、減少の一途をたどっている。

◎魚類の索引

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ハグロトンボ - 2019.05.20 Mon

Atrocalopteryx atrata
トンボ目カワトンボ科
体長 53~68mm


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♂(2013年7月 千葉市若葉区)

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幼虫(2019年5月 千葉市若葉区)


♀(2009年9月 千葉市若葉区)

「オハグロトンボ」「神様トンボ」などともいう。平地から低山地の、植物の多い水路や河川で発生する。成虫は初夏から梅雨の季節以降に姿を現す。

◎昆虫類・トンボ目の索引

セグロベニトゲアシガ - 2019.05.20 Mon

Atkinsonia ignipicta
チョウ目ニセマイコガ科
開張 13~17mm


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(2019年5月 袖ヶ浦市)

赤と黒がよく目立ち、翅を閉じるとベニボタルのような甲虫に似た奇妙な姿をしたガ。肉食性で、ササ類につくアブラムシを捕食する。

◎昆虫類・チョウ目の索引

セボシジョウカイ - 2019.05.19 Sun

Lycocerus vitellinus
甲虫目ジョウカイボン科
体長 10~15mm


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(2019年5月 袖ヶ浦市)

胸部背面に黒い斑紋がある、ジョウカイボンの仲間。平地から低山地で見られる。小さな虫を捕食し、花の蜜や花粉も食べる。

◎昆虫類・甲虫目の索引

アカボシゴマダラ - 2019.05.19 Sun

Hestina assimilis
チョウ目タテハチョウ科
開張 70~90mm
特定外来生物


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(2017年7月 袖ヶ浦市)

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地面で吸水する(2017年7月 千葉市緑区)

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春型には赤い斑紋がない(2019年5月 袖ヶ浦市)

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越冬後の幼虫(2017年4月 千葉市緑区)

元来南方系のチョウで、日本国内では奄美大島や徳之島などに自然分布するのみであったが、90年代に入って蝶マニアの手により中国産亜種の人為的な放蝶がなされ、神奈川県藤沢周辺から増え始め、2011年以降千葉県内でも記録されるようになった。幼虫の食草はエノキであり、それがあれば都市公園等でもかなり普通に見られる。同じくエノキを食草とするゴマダラチョウなどとの生態学的な競合が大きな問題となっている。2018年1月、特定外来生物に指定された。

◎昆虫類・チョウ目の索引

ヒメキマダラセセリ - 2019.05.19 Sun

Ochlodes ochraceus
チョウ目セセリチョウ科
開張 25~30mm

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(2018年8月 袖ヶ浦市)

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(2019年5月 袖ヶ浦市)

黄褐色の小型のセセリチョウ。林縁や草地で見られる。幼虫の食草はイネ科やカヤツリグサ科の植物。本来は低山地から山地に分布するチョウだが、北総の谷津田周辺などにも生息している。

◎昆虫類・チョウ目の索引

ホシウスバカゲロウ - 2019.05.18 Sat

Glenuroides japonicus
アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科
体長 30~35mm


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(2015年8月 長生郡一宮町)

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(2019年5月 袖ヶ浦市)

ウスバカゲロウに似るが、翅の先端近くに褐色の斑紋がある。成虫は夏に見られ、暗い場所を好む。幼虫はアリジゴク型。

◎昆虫類・アミメカゲロウ目

ヤマシロオニグモ - 2019.05.18 Sat

Neoscona scylla
クモ目コガネグモ科
体長 8~15mm


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(2017年6月 千葉市緑区)

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(2019年5月 袖ヶ浦市)

林縁などで普通に見られる。垂直円網を張るが、オニグモの仲間では珍しく日中も網の中心にいることが多い。体色には個体間で様々な変異がある。

◎鋏角類の索引

ホシオビホソノメイガ - 2019.05.15 Wed

Nomis albopedalis
チョウ目ツトガ科
開張 28~36mm


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(2019年5月 千葉市緑区)

黄色がかった褐色の翅に筋模様が入ったノメイガの仲間。幼虫の食草は詳らかでない。灯火にも飛来する。

◎昆虫類・チョウ目の索引

ヒシモンナガタマムシ - 2019.05.14 Tue

Agrilus discalis
甲虫目タマムシ科
体長 5~8mm


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(2017年5月 千葉市若葉区)

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(2019年5月 千葉市緑区)

名前の通り、鞘翅に菱形の紋があるナガタマムシ。ケヤキやエノキなどに集まり、幼虫はその枯れた材質を食べる。

◎昆虫類・甲虫目の索引

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。詩人/ネイチャーガイド。千葉市在住。

房総半島に生息する動物の図鑑を目指してほぼ毎日更新しています。写真と文章は全て大島健夫によるものです。無断転載をお断りいたします。

ご意見、ご感想などございましたら、
inaka_jikan@yahoo.co.jp
までお送り頂けますと幸いです。また、動物の目撃情報、生息情報などもお待ちしております。現生の動物に限らず、房総半島における過去のニホンカワウソの生息情報も収集しております。

大島健夫公式サイト

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